遡ること江戸時代。
中山道は、江戸時代における主要な街道の一つであり、京都と江戸を結ぶ重要な交通路でした。
木曽川が流れるこの地では木曽川はよく氾濫するため、最後の将軍14代将軍徳川家茂の正室(本妻)になった孝明天皇の妹である和宮(和宮親子内親王)は中山道を通り時折江戸と京都を行き来していました。
京と江戸を結ぶロイヤル・ロードともいうべき街道でありました。
今でも守られている中山道には、歩くから発見できる四季の空気や植物や街並みが発見できます。
江戸時代、何日もかけて歩いた時代の道を今の時代で実際に歩いてみませんか？

江戸・日本橋から長野県の山岳地方を抜け、京・三条大橋を結ぶ「中山道」は、歴史的な建物や史跡が多く残されており、街道歩きが楽しめる絶好のルートとなっています。江戸時代に整備され、東海道とともに江戸と京都をつなぐ主要な街道となった中山道。その中間に位置する木曽路では現在もウォーキングを楽しむ旅行者の姿が見られます。

奈良井宿は、中山道沿いに位置し、江戸時代には旅人や物資の中継地として栄えました。
中山道は、京都と江戸を結ぶ重要な街道であり、その途中に位置する奈良井宿は、旅人の宿泊や食事、馬の交換などのサービスを提供していました。
江戸時代の街並みを感じる場所です。

妻籠宿は、家や土地を「売らない・貸さない・こわさない」を中心とする住民憲章をつくり、それを元に保存活動を行ってきました。現代社会において、あるはずのものがなくて驚く方も多いかもしれません。
電柱がないことや日中の道路は車がありません。
お客さんの呼び込みもなければ、ゴミ箱もない。妻籠宿は、一般の観光地とは少し違った立ち位置のようです。住民はここで生活しながら、江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えているのです。
そんな江戸時代ならではの街並みを堪能してみてください。

馬籠宿は、石畳が敷かれた坂に江戸時代の面影が残る宿場町で、まるでタイムスリップしたかのようなノスタルジックな町並みが魅力です。また、カフェやお土産屋さんも充実しているので、歴史を感じながら食べ歩きと散策を楽しめます。
散策しながらお土産を選んだり、グルメを堪能できます。